カダソンスカルプシャンプーの成分を調べてみました
カダソンスカルプシャンプーは脂漏性皮膚炎対策シャンプーとして口コミでも評判が高いです。
どうしてこんなに高評価なのかを調べるために成分を分析してみました。
スキンケア商品やヘアケア商品はランキングや口コミだけで商品を選ぶのではなく成分表を確認して本当に効果が期待できる商品を選びましょう。
その点、カダソンスカルプシャンプーは効果・効能が確認された有効成分が配合された医薬部外品です。その点も安心です。
カダソンの成分を分析して素晴らしいポイント4点をまとめてみました。
- 効果が確認されている有効成分が2種類も配合されている
- 抗菌・抗炎症成分をしっかり配合(有効成分)
- しっとり潤い成分も配合
- 刺激物質の無添加にこだわった成分構成
2種類の有効成分
カダソンスカルプシャンプーには下記の2種類の有効成分が含まれています。
有効成分とは厚生労働省が効果・効能があることを認可した成分で、一定以上の濃度が配合されていると『医薬部外品(薬用)』と表記することができます。カダソンスカルプシャンプーは医薬部外品です。
グリチルリチン酸ジカリウム
昔から漢方薬として活用されてきた甘草の根から抽出した成分で、強力な消炎効果があり、抗炎症剤として肌荒れやニキビ・吹き出物化粧品、洗顔料、日焼け止めなど幅広く使われています。
シャンプーに加えることで、頭皮の荒れや痒みを抑えるので頭皮環境を正常に整える効果があります。脂漏性皮膚炎はもちろん、季節の変わり目やちょっとしたことで頭皮がヒリヒリ敏感になりかゆみが出てしまう人にオススメの成分です。
サリチル酸
食品でも防腐剤として使われる、殺菌・防腐作用がある成分です。また酸性なので殺菌効果が強く、その特性からイボやウオノメ除去の医薬品でも活用されています。
古い角質も除去してくれるのでターンオーバーの正常化も期待できます。ただし、肌が弱い人やすでに炎症があるい場合は赤みや乾燥、カユミなどの症状が出る可能性があるので心配な方はパッチテストを行ってから本使用をする様にしてください。
美容・保湿・洗浄成分
有効成分以外にも頭皮を清潔にし、健やかに保つ美容成分や保湿成分が使われています。いくつか気になる成分をピックアップしてみました。
シロキクラゲエキス
アジア温帯地域に自生するシロキクラゲから抽出される成分です。1㎏のシロキクラゲを集めても5gのシロキクラゲエキスしか生成できないため、貴重で高価な原料です。保水能力が強力で1gで480gの水分を蓄えてくれます。
昔から美容成分としても有名で、世界三大美人の楊貴妃も愛用していたそうです。高級化粧品に使用されている成分もカダソンスカルプシャンプーには含まれています。
チャ葉エキス
その名の通り茶葉から抽出した成分です。『チャ葉エキス』にはタンニンやカフェインの他にもアミノ酸、ビタミンCなども含まれています。
消炎作用や抗酸化作用の他にもチャ葉エキスに含まれるタンニンは、ビタミンPを活発にさせるので毛細血管を保護し正常化をサポートしてくれます。茶葉の抗菌作用はシャンプーの機能性とも相性が良いのでシャンプーの優秀な配合成分として活用されています。
レイシエキス
レイシ(霊芝)とはサルノコシカケ科のキノコです。その霊芝から抽出された成分です。
人間の頭皮はもちろん肌全体にはバリア機能があり、紫外線や空気の乾燥、細菌、雑菌などの危害がある外的刺激から肌内部を守っています。その分、肌のバリアゾーンは皮膚に美容成分を馴染ませても浸透しずらくさせています。レイシエキスは美容成分の中でも浸透力が強いのが魅力です。
その為、より奥まで潤い成分を届けることが可能です。
ラウロイルメチルアラニンNa
ラウロイルメチルアラニンNaはアミノ酸系の界面活性剤(洗浄成分)です。頭皮を優しく洗いたいという方にオススメの成分です。そのため脂漏性皮膚炎で敏感になってしまっている頭皮環境でも安心して洗髪に使うことができます。
また、洗浄力が強いラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Na系のシャンプーが苦手、今使っているのがギシギシ、ゴワゴワ感が強いという方にもおすすめの洗浄成分です。
まとめ
カダソンスカルプシャンプーには抗炎症作用と殺菌作用がある有効成分が2種類も含まれていて、脂漏性皮膚炎対策として優秀なシャンプーでした。また、それだけじゃなく痒みや赤み、大量のフケで敏感になっている頭皮でも安心して洗えるように優しい成分で構成されています。
ただし、洗浄力はマイルドなので汚れが酷い時などは2度洗いをするのが良いと思います。かゆみやフケ対策のシャンプーを探している方にオススメのシャンプーです。